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クラフトビール造りの探究心で生まれた多種多様なビール −名古屋市で初めて誕生したクラフトビール醸造所 ”Y.MARKET BREWING”のこだわりとは

新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大に伴い、全国で外出自粛要請が行われています。 外出をして店舗にて購入される際には、予め最新の情報をご確認いただき、感染拡大の防止に充分ご配慮いただくようお願い申し上げます。

 「とりあえずとはいわせない職人のわがままを沢山詰め込んだクラフトビール」を造っている名古屋にある”Y.MARKET BREWING”。ビールの多様性を知らなかった人が知るきっかけになりたいという思いで、日々のビール造りに精を込めています。名古屋市にあるブルワリーとしてビール造りに込められた想いをY.MARKET BREWINGのヘッドブルワー加地さんに聞いてきました。

  1. ”Y.MARKET BREWING”が掲げるコンセプトとは
  2. ビール造りの探究心で生まれた多種多様なビールのこだわりとは
  3. 加地さんおすすめのペアリングの考え方とは

”Y.MARKET BREWING”が掲げるコンセプトとは

−ワイマーケットブルーイングで造られるビールのコンセプトはどのようなものですか。

加地さん

 私とクラフトビールとの出会いからお話させていただくと、もともと20代の後半まではクラフトビールのことを知らなかったのですが、カナダのモントリオールに2年ほど住んでいたときにクラフトビールと出会いました。モントリオールでは日本と違いホームブルーイングが合法であり、一般家庭でも行われていていました。それを知った私と友人たちはホームブルーイングを始めたのです。ビールを飲むだけでなく、造るのも楽しいなと感じたのです。

 また、クラフトビールには多様なビアスタイルがあり、決まりきった枠にとらわれないクラフトビールに衝撃を受け、クラフトビール に関わる仕事をやっていきたいと思いました。

 その後、モントリオールから日本に戻って、以前長野県にあったブルワリーで8年程ビールの醸造をしました。ただそこで造られているビールのほとんどが決まりきったスタイルで、物足りなさを感じ、違う環境でビールを造りたいと思っていたのです。

 ちょうどそのとき、ワイマーケットブルーイングの社長である山本がその長野県の醸造所見学に来ており、そこで初めて山本と出会いました。

 当時、名古屋で初めてのクラフトビール専⾨店を運営していた⼭本は、ある思いを抱いていました。それはクラフトビール専⾨店を運営していくなかで、「いつか⾃社でもオリジナルのクラフトビールを造りたい」というものでした。

 私はいつもビールを造るときには「自分でこだわりをもって多様なビールを造りたい」、「クラフトビールを知らなかった人が知ってもらえるきっかけになれるような存在になりたい」と思っていました。山本がもつ事業構想やビジョンに触れて、自分の思いを体現できると考え一緒に働くことに決めたのです。

 長野県の醸造所と比べて、現在は自由にクラフトビールを造ることができています。その代わり責任を持って日々ビール造りを行っておりますので、「とりあえずとはいわせない職人のわがままを沢山詰め込んだビール」というコンセプトをつけました。

▶️工場の外観

 

ビール造りの探究心で生まれた多種多様なビールのこだわりとは

−幅広いラインナップのビールは加地さんが造りたいビールを探究していくうちに多くなったのですか。

加地さん

 その通りです。ただ、これだけ長く造ってきても、ビールは日々新しいスタイルが誕生したり、流行が変動していっています。私たちもまだ造ったことがないビールにチャレンジして新たなビールのレシピを造ることもありますよ。新しいビールについてはわからないこともあるので、日々探究して造って行った結果、沢山の種類のビールを造ることができました。

−これまで何種類のビールを造っているのですか。

加地さん

 ワイマーケットブルーイングに入社してから、250種類ぐらいのビールを造ってきました。様々なスタイルのビールを造ってきましたが、初めてチャレンジするスタイルのビールでも「こだわりを持って造る」というのが僕らのポリシーです。あくまでもお客様に知って欲しいのはビールの多様性や幅広さなので、伝統的なスタイルや流行スタイルまで、常にベストを求めチャレンジしていくブルワリーだと思います。

▶️醸造設備の様子

 

−加地さんオススメの商品はございますか。

加地さん

 大前提として弊社のビールは「同じビールを何杯飲んでも飲み飽きないビール」を提供しようと考えております。単純に、軽いから飲みやすいビールではなく、アルコールが高いビールやフルボディのビールも全て共通して飲み飽きないビールということです。

 まずはじめに紹介したいのは、『パープルスカイペールエール』というアメリカンペールエールのスタイルの商品になります。最も飲み飽きないビールというのを追求したビールです。シトラというホップのみ使用しており、爽やかな香りがして喉が潤うような、苦さが後を引かない味わいのビールになっています。モントリオールにいた時、蒸し暑く、分厚い雲が広がった日で、その日の空が紫色に染まっており、そのな時に「こんなビールが飲みたなあ」と感じた味わいをカタチにしたビールです。

▶️パープルスカイペールエール

 

 次に紹介したいのは先ほど紹介した、パープルスカイペールエールをベースにゆずを使用し、ジャパニーズクラフトを意識した『イエロースカイペールエール』という商品です。ゆずの皮のみを使用していて柑橘系の香りと味わいを感じるビールになっております。ゆずの柑橘感が心地良い爽やかな味わいを楽しんでいただけると思います。

▶️イエロースカイペールエール

 

 最後に紹介するのは『ヒステリックIPA』です。アメリカンインディアペールエールというスタイルのビールです。他の醸造家が嫉妬してしまうようなIPAを造りたくて、ヒステリックという変わった名前を付けました。ミディアムよりやや重いボディーで、ホップのコンビネーションが複雑に絡み合う、バランスのとれたIPAに仕上がっていると思います。

▶️ヒステリックIPA

 

加地さんおすすめのペアリングの考え方とは

−ビールと相性が良い食事のオススメはありますか。

加地さん

 基本的にはビールだけで楽しんでもらえるように、という感覚でビールを造っています。先程ご紹介した3商品はホップがきいていてクリアな苦味を持ち、ビール自体のキャラクターが強いスタイルになっていますので、肉料理との相性が良いです。

 また、パープルスカイペールエールとイエロースカイペールエールは柑橘系の香りがするビールなので、唐揚げとの相性が良く、とても美味しいです。

 個人的に好きなペアリングをお伝えすると、ヒステリックIPAと白カビソーセージとの相性が抜群です。この二つの組み合わせは非常に好きですね。

−オススメを教えていただきありがとうございました。最後に、今後ワイマーケットブルーイングがチャレンジしていきたいことはございますか。

加地さん

 ビール造りの探究心を忘れることなくビール造りを行い、ビールは楽しいものだということをみなさんに知ってもらえればいいなと思っております。クラフトビール自体がまだ日本で認知されていないので、日本でもクラフトビールが当たり前のように存在する世の中になって欲しいです。そんな世の中を私たちが造れるように、ポリシーを曲げずにこれからもビールを造っていきたいと思います。

編集後記

 ワイマーケットブルーイングでは名古屋市内にワイマーケット直営店を4店舗展開中。そこではワイマーケットのビルはもちろん、自社オリジナルの名古屋メシやバーベキューの提供をおこなっており、また岐阜県岐阜市にも直営店を展開しております。オンラインショップでも購入ができますし、様々な場面でワイマーケットブルーイングを楽しむことができます。ぜひこの機会に”とりあえず”とはいわせない職人のわがままを沢山詰め込んだクラフトビールを試してみてはいかがでしょうか。

インタビューにご協力いただいたブルワリーの情報はこちら

  • ブルワリー名:ワイマーケットブルーイング
  • 本社住所:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-16-19
  • 醸造所住所:〒452-0834 愛知県名古屋市西区木前町64
  • 公式サイトはこちら

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