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地元の名前の頭文字から名付けたクラフトビールとは!? −愛知県知多市岡田発、昔ながらの古民家で営む地元愛溢れたブルワリー”OKD KOMINKA BREWING”が目指すビール造りとは

新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大に伴い、全国で外出自粛要請が行われています。 外出をして店舗にて購入される際には、予め最新の情報をご確認いただき、感染拡大の防止に充分ご配慮いただくようお願い申し上げます。

 昔ながらの建物を残しながら、工場地帯の煙突がそびえ立ち今と昔が交差する。そんな素敵な町で営んでいるブルワリー”OKD KOMINKA BREWING”。クラフトビールを通して「地元を世界中の人が集まる観光地にしたい」という想いを持って日々のビール造りに精を込められています。愛知県知多市岡田にあるブルワリーとしてビール造りに込められた想いを、オーナ兼ブルワーの新美さんに聞いてきました。

  1. 地元を改革させたいという想いでビール造りの世界へ。
  2. ビール造りのこだわりとコンセプトとは。
  3. 新美さんおすすめのビールとフードペアリングのご紹介。
  4. ”OKD KOMINKA BREWING”のこれからの挑戦。

地元を改革させたいという想いでビール造りの世界へ。

−新美さん本日はよろしくお願い致します。まずは事業を起こそうと思ったきっかけを教えてください。

新美さん

 会社としてはまだ設立しておらず個人事業主として昨年の5月から醸造を開始し、同年8月にオープニングパーティーを行いOKDオリジナルビールの販売を開始しました。

 OKD KOMINKA BREWINGのO.K.D というのは、私の生まれた愛知県知多市岡田という街の頭文字からつけました。岡田自体、400年以上歴史のある街で、知多木綿という、手ぬぐいなどの木綿生地の伝統産業で栄えた街です。今でも昔の古民家がございます。

 私の実家は『竹新製菓』というあられ屋を経営しており、長男だった私は修行も含め10年近く米菓の仕事に携わってきました。しかし、岡田の街に空き家が増え、活気もなくなり、古民家がどんどん壊されておりました。そんな街を守り残しながら「新しく改革したい」とずっと考えており、34歳の時に地元を離れ何をしたら面白い街になるかを考えながら上京しました。

 上京してからはアルバイトを行って生活をしていました。そのアルバイト先が品川にある、『T.YHARBOR』さんというクラフトビールを醸造し、提供しているレストランでした。クラフトビールの知識はあまりなかったのですが、働いていくうちにクラフトビールの魅力に魅かれていくようになったのです。

 来店されるお客さんはクラフトビールが好きな人から、クラフトビールを初めて飲まれる方、観光で来られる方まで幅広く来店されていました。お客さんの中には外国人の方も多く来店されていて、「T.Y.HARBOR さんのようなビジネスを岡田でやったら面白いのではないか」と思い、徳島県と鳥取県にビール造りの修行に行くことにしました。

 1年程のビール造りの修行からその後岡田へと戻り、「地域貢献、町おこしの起爆剤になりたい」という想いでOKD KOMINKA BREWING を立ち上げた流れになります。

−ありがとうございます。OKD KOMINKA BREWINGさんのビールはどこで飲むことができますか。

新美さん

 ビール工場と隣接した『範丈亭(ヨミ:ハンジョウテイ)』というお店があるのですが古民家をリノベーションしていて趣があり、そこではランチと夜の予約でブルーパブを営業しています。昼飲みの文化を岡田でも根付かせたという思いがあったので、昼からでもクラフトビールを飲めるようにしています。ゆくゆくは飲んでからそのまま泊まれるように、宿泊施設としてのプロジェクトも進めている最中です。

▶️範丈亭の外観

 

ビール造りのこだわりとコンセプトとは。

−こだわって造っているビアスタイルはありますか

新美さん

 ビールは完全オリジナルで醸造していて、特にこだわって造っているのが『ヴァイツェン』になります。小さい時からずっと野球をしていて、大学を卒業して野球をしにドイツに行ったときの思い出が詰まっています。ドイツに行った時に飲んだビールがヴァイツェンで、当時はビールのことを詳しく知らなかったのですが、とても美味しかった印象が残っています。ビール醸造の修行先としてお世話になっていたのが鳥取県の『大山Gビール』さんなのですが、大山Gビールさんでもこだわりのヴァイツェンを造られていました。

 このような背景がありヴァイツェンから造り始めて、次にイギリスのスタイルの『ペールエール』、それからベルギースタイルの『セゾン』という流れで造ってきました。

 最近流行っているスタイルのビールというよりも、昔から飲まれているような「ヨーロッパのクラシックなビールを地元の特産品を使って造っていきたい」と思っています。幅広く様々なスタイルのビールを造るというよりも現在は、3種類のビールを美味しくしていく、というコンセプトで日々ビール造りを行っていますね。ただ、今年に入ってからは醸造タンクに余裕があったので、自分の技術向上のために様々なスタイルにも挑戦していこうと思っています。

 その新たな試みとして、地元名古屋のコーヒー屋さんや美容院とのコラボビールを造りました。今後も2ヶ月ごとにコラボビールを造っていきたいと思っています。

▶️醸造設備の様子

 

新美さんおすすめのビールとフードペアリングのご紹介。

−新美さんおすすめの商品を教えてください。

新美さん

 まずおすすめしたいのは、地元のいちじくを使った『ICHIJIKU WEIZEN(ヨミ:イチジクヴァイツェン)』になります。エステル香のフルーティーな香りとイチジクを連想させる香りがファーストタッチで感じられ、ボディも軽めでとても飲みやすいのが特徴です。

▶️ICHIJIKU WEIZEN

 

新美さん

 もう一つは『UME SAISON(ヨミ:ウメセゾン)』になります。このビールは知多半島で採れる、『梅』を使用しています。岡田はご年配の方が多く、すっきりとた味わいのビールがよく好まれます。ニュージーランドのホップを使い、白ワインのような香りで梅を感じられる飲みやすいビールになります。

▶️UME SAISON

 

新美さん

 これまでビールが苦手だった人が飲めるようなビールを日々追求して造っていて、老若男女問わず美味しく飲んでいただけると思います。

−OKD KOMINKA BREWING で造られるビールと相性が良い食事はございますか。

新美さん

 ICHIJIKU WEIZEN に関してはドイツのスタイルなので、ドイツの食事との相性がとても良いです。ソーセージなどと合わせて美味しく楽しんでもらえると思います。UME SAISON に関しては、白身魚を焼いたり、ムニエルなど塩味の効いたさっぱりとした食べ物との相性が抜群です。ぜひ試して欲しいと思います。

”OKD KOMINKA BREWING”のこれからの挑戦。

−最後に、今後チャレンジしていきたい目標などはありますか。

新美さん

 「日本中の人や世界中の人が岡田に来て、地元の人と触れ合いながらビールを楽しんで飲んでもらいたい」と思っております。岡田を観光地として確立していくのが今の私の目標です。また今年の「ジャパン・グレートビア・アワーズ2020」に UME SAISON を出品し、銅賞を頂きました。今後はビールのイベントやコンテストなどにも多く参加したいです。ビールを通じて、OKD KOMINKA BREWING や岡田のことを知ってもらえるきっかけになりたいと思っています。

編集後記

 OKD KOMINKA BREWING で造られるビールはビール工場と隣接した範丈亭で飲んだり、オンラインショップからの購入もできます。また知多市のふるさと納税の返礼品や推奨品として OKD KOMINKA BREWING のビールが取り扱われています。

 新美さんは「新型コロナウイルスが終息してからみなさんに岡田にきてもらい、ぜひビールを楽しんで欲しい」とお話しされていました。岡田で OKD KOMINKA BREWING のビールを飲める日が待ち遠しいですね。

インタビューにご協力いただいたブルワリーの情報はこちら

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