インターナショナル・ビアカップ金賞のIPAとは
新開地駅徒歩1分でクラフトビールが飲める!
2015年神戸・新開地。神戸のB面と呼ばれるこの地で誕生したクラフトビールの小規模醸造所(ブルワリー)が“神戸湊ビール“だ。職人が丹精込めて仕込むビールは豊かなテイストとなり、老若男女問わず幅広いファンから愛されている。
ここでは神戸生まれのクラフトビールを造る、岡田さんにブルワリー誕生の背景やおすすめのビールについてBANSHAKU編集部戸川がお話を聞いていく。
今回の登場人物
BANSHAKU編集部戸川(以下、BANSHAKU戸川)
編集部随一の音楽通。趣味は音楽とお酒、AirPodsとは親友であり渋谷のタワレコに頻繁に出没する。
神戸湊ビール 岡田さん
神戸市出身。神戸市在住。1971年2月生まれ。趣味:旅行・食べ歩き。2014年から他醸造所の設備を借りてビール造り・販売を始める。2015年から自社製造開始。ブリューパブを開業。
まずは神戸でクラフトビール醸造を始められた経緯を教えてください。
若い頃から全国各地を巡っていろんなビールを飲むことが趣味でした。また、仕事は宅配ランチのお届けなどしており、知り合いの食品メーカーさんの繋がりでクラフトビールの試飲会などにも参加することが多かったのです。昔から製造メーカーになりたいという夢があり、クラフトビールにのめり込むうちに造ることを決心しました。
ビール醸造のレシピ開発はすべて岡田さんが担当されているのですか。
基本的に私がおこなっています。醸造の勉強会でアメリカ出身の方たちから学んだことなども参考にしながらレシピ開発に取り入れています。
おすすめのビールはどちらになりますか。
神戸湊ビールでは定番ビールが4種類と限定ビールが2種類ありまして、なかでもゴールデンエールが1番おすすめです。
世間ではクラフトビールの中で、ホップをたくさん使うIPAスタイルが流行しておりますが、うちのゴールデンエールは濃い目でしっかりした味付けを感じることができ、モルトの種類も複数使うことで複雑な風味なビールです。ほどよく苦味があるのも特徴ですね。食事と合わせるのであればソーセージの盛り合わせがいいです。
また、ホワイトエールもおすすめです。ヴァイツェンのようなバナナ香が苦手な方でも飲めるようにしていて、すっきりと飲みやすいです。神戸湊ビールでは6〜7割の割合で小麦を使用していて小麦の割合が高いビールです。『ホワイトエールを飲むと餃子が食べたくなる』とおっしゃる方が多く、お店で提供している餃子と一緒に楽しまれるお客様が多いですね。
ホワイトエールと餃子は意外な組み合わせですね!最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
全国の小さなブリューパブは独自の味を追求しています。醸造所ごとにしっかりした違いが出ていて温度管理含め丁寧にクラフトビールを造っています。神戸湊ビールは若い方からご年配の方でも幅広く楽しめるお店だと思います。クラフトビールに少しでも興味がある方にもお気軽に来ていただきたいですね。
Director’s Voice
神戸湊ビールさんでは工場見学もされている。少人数であれば仕込み体験もでき、貴重なビール醸造を経験することができるようだ。また、オリジナルビールの委託醸造の取り組みもされているため、世界にたった1つの記念ビールを造れることも魅力である。新開地駅から徒歩1分、とアクセスも良好な神戸湊ビールは今後も要チェックしていきたい。
Junki Tada
神戸湊ビールについて
住所 | 兵庫県神戸市兵庫区兵庫区水木通1丁目4−7 |
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TEL | 070-8435-8128 |
公式サイト | http://minatobeer.mystrikingly.com/ |
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