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【カンパイ!ブルーイング / 東京都】 -「ドイツで味わった雰囲気を早稲田に。」カンパイ!ブルーイング荒井さんの想い

新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大に伴い、全国で外出自粛要請が行われています。 外出をして店舗にて購入される際には、予め最新の情報をご確認いただき、感染拡大の防止に充分ご配慮いただくようお願い申し上げます。

東京都・早稲田といえば地方出身の私でさえ知っている、有名大学があることでよく知られています。その早稲田で2019年に醸造を開始した、カンパイ!ブルーイングをご存知でしょうか。本日は代表である荒井さんにビール醸造を始めるきっかけとなったことなど、お話を聞いてきました。

今回の登場人物

BANSHAKU編集部 多田 (以下、BANSHAKU多田)
好きなビールはセゾンスタイル。東京・原宿にあるthreefeet Tokyoというクラフトビールショップのオーナーも兼業している。

カンパイ!ブルーイング 代表 荒井さん(以下、荒井さん)
カンパイ!ブルーイングの醸造責任者兼、運営会社の代表取締役。好きなビールスタイルは、West Coast IPAとセゾン。

  1. 早稲田エリアでビール醸造を始めたワケ
  2. 地元の方のため、飲みやすさを意識したビール造り

早稲田エリアでビール醸造を始めたワケ

まずは自己紹介をしていただいてもよろしいでしょうか。

カンパイ!ブルーイングはクラフトビールを醸造していまして、醸造を開始してから現在まででちょうど2年ほどたちます。

私自身はブルワリー立ち上げ以前、都市計画や街づくりのコンサルタントを15年ほどおこなっていました。また、それ以前はドイツへ留学をしていて、そのときの原体験が今のビール醸造に繋がっています。

取材に対応していただいた荒井さん

どのような原体験があったのでしょうか。

留学をしていた当時はビールを造りたいという気持ちはなかったのですが、ドイツのいろいろな街に訪れては地元のビールをよく飲んで、ワイワイ、ガヤガヤとした賑やかな雰囲気やライブ感がとても好きだったのです。

そのようなことが後々、都市計画や街づくりに繋がって「ドイツで味わった、ビールを醸造してその場ですぐに飲める雰囲気や賑やかさを生み出せたらいいな」と思っていたのです。

醸造所の外観の様子(1階が飲食店、2階と3階に醸造設備がある)

醸造所の場所として早稲田エリアを選んだ理由はありますか。

私はこのエリアの近辺に20年ほど住んでいて、とても気に入っていました。醸造所は神田川沿いで桜の木もあって穏やかな場所にあります。繁華街ではないのですが人が集える場所にしたくてここを選びました。

また、元々このあたりは印刷業の街で、時代とともに紙媒体が少なくなってきてしまって、だんだんと活気がなくなってしまっているように思えます。そこで、うちのようなお店ができて、活気や賑わいを伝播できたらいいなと思っています。最近この近辺ではアートギャラリーなどがいくつかできてきましたが、まだ食べ飲みできるようなお店はほとんどないですね。

醸造設備の様子

地元の方のため、飲みやすさを意識したビール造り

ビールを造るときに考えることなどを教えてください。

基本的には「自分の好きなビールを造ろう」と考えています。先ほどドイツの話が出ましたがドイツスタイルのビールだけではなく、IPAやヘイジーIPAも好きなので造っています。

また、ビールの飲みごたえよりも飲みやすさを意識して造っていますね。昔ながらのビールは苦手とおっしゃられる方もいますが、軽くて苦味も少ないものも積極的に造っていきたいです。

一方で、飲みやすさやアルコール度数を軽くすることの難しさを感じています。水っぽさや全体のボディ感が軽すぎてしまい、バランスを取るのが難しいのです。日々試行錯誤しながら、バランス良いビールを造ることにやりがいを感じていますね。

そのなかでもおすすめのビールはありますか。

まずはケルシュスタイルの「のぞき坂ケルシュ」です。自分の理想を描いて、酵母やモルトのメーカーを変えるなど、試行錯誤して造ってきました。

のぞき坂ケルシュ

また、ウエストコーストIPAである「吉祥坂IPA」もおすすめです。アメリカのビールらしいシトラシーなホップを使って、多少飲みごたえもあるIPAになりますね。

吉祥坂IPA

「浮雲坂マイクロヘイジーIPA」というマイクロヘイジーIPAスタイルのビールも飲みやすくて、地元の方からも人気です。お客様はクラフトビールが大好きという方よりも地元の方が多いので、アメリカでよく造られている、重たいヘイジーIPAよりも飲みやすいものが好まれるのではないかと思います。

ビールの名前に坂がついていることに気がつきました。この理由はありますか。

はい。ビール醸造に地元の特産品などを使えたらいいと思うのですが、東京・早稲田ということもあり、このあたりではあまり特産品がありません。とはいえ何かしら地元の文脈をつけるために、この辺りは坂が多いのでビールの名前に坂をつけています。おおよその数ですが、文京区で130箇所、新宿区で100箇所ほど坂があります。坂は街の表情をつくっているので好きなのです。同じ理由で最近は坂だけではなくて橋も名前に使っています。

最後に今後チャレンジしたいことがあれば教えてください。

現在のコロナの状態から通常の状態に戻ったときには、コラボビールを増やしたり、サワービールを増やしたりしていきたいです。

特にサワーは地元の方にもっと知ってもらいたいです。ビールが苦手な人でも、サワーであれば飲めるという方もいるので、ぜひやっていきたいですね。ゆくゆくは工場拡張ができれば、バレルエイジサワー造りなどもできればなと思います。

BANSAHAKU多田がカンパイ!ブルーイングさんにてビールを造ったときの様子

Director’s Voive

前出の写真の通り、今年の7月にカンパイ!ブルーイングさんでオリジナルビールを仕込んできました。その際にもいろいろとお話を聞かせていただいていたのですが、今回も気さくな取材対応に感謝の想いでいっぱいです。また機会があれば第2弾のコラボもできるといいです。みなさんお楽しみに!
Text:Junki Tada

カンパイ!ブルーイングについて

  • 住所:東京都文京区関口1丁目28-12 2階〜3階 リバーサイドテラス
  • 連絡先:03-5579-2085
  • SNSはこちら

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