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【連載シリーズ】ビールを美味しく飲むためにビールのことをもっと知ろう!−第1話、ビールってどんな液体?

新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大に伴い、全国で外出自粛要請が行われています。 外出をして店舗にて購入される際には、予め最新の情報をご確認いただき、感染拡大の防止に充分ご配慮いただくようお願い申し上げます。

今回の登場人物

酔生夢死子 ライター・デザイナー時々ミュージシャン。10年会社員を務めた後、フリーランスに転向。現在は気の向くまま、思うまま、酔いと共に日々を過ごす。「できないことはできない。しない。」がモットー。

 みなさんは飲食店でビールを注文するときになんと注文されますか?

 ほとんどの方は「とりあえず、生。」「ビールください。」「中ジョッキで。」のように注文されているのではないでしょうか。はたまた、「ビールはなんか苦いから苦手」、「そもそもビールはおじさんがのむもの」、「会社の乾杯の時にビール頼まなきゃいけないのが嫌」などと思われる方もいらっしゃると思います。

 それもそのはず、日本で販売されているビールのほとんどがピルスナーというビアスタイルであり、ビールに対するイメージが画一的なためです。ここ近年はクラフトビールの台頭もあり、日本でも少しずつ様々なビールを飲める機会が増えていますが、まだまだビールの奥深さに触れることが少ないはず。

 今回から連載で知られざるビールの奥深さについて紹介していこうと思います。今回はそもそもビールとはどのような液体なのかを書いていきます。それでは、ビールの旅へいってらっしゃい。

  1. ビールは迷宮!?
  2. 最重要ポイントは発酵工程
  3. エール、ラガーの特徴
  4. まとめ

ビールは迷宮!?

 ビールのことをよく知る人はこう言います。「ビールは果てしない、まさに迷宮。」その理由は、ビールの主な原料が「麦」「ホップ」「水」「酵母」のたった4つから造られいるためです。

 また原料の組み合わせだけではなく、副原料、醸造手法、温度などによっても造られるビールの味わいや香りが変動します。ビールを構成する要素は無限大!まさに迷宮! ビールのスタイルが果てしなくあるのも納得です。

ここでは一般的なビールの醸造工程をご紹介します。ビールは迷宮なので今回の工程とは違う場合もあります。

1.      モルト造り
→麦に水を与えて、発芽後、焙焦(焙煎)または焙燥(乾燥)して粉砕する。

2.      マッシング(糖化)
→粉砕した麦芽で麦汁を造る。

3.      麦汁ろ過
→麦汁をろ過して成分を濾しとる。

4.      煮沸
→ホップを投入する。

5.      冷却
→酵母が活動しやすい温度に調整する。

6.      発酵
→酵母を発酵させる。
Point エールは上面発酵・ラガーは下面発酵

7.      熟成
→スタイルによって熟成期間は様々。

8.      容器詰め
→樽や瓶に詰めて完成。

最重要ポイントは発酵工程

 発酵によってビールは大きく3つに分かれます。

発酵が進むと、麦汁の上部に浮く酵母で造られたものは、上面発酵 = エール。発酵が進むと、タンクの底に沈む酵母で造られたものは、下面発酵 = ラガー。野生酵母や微生物を使って自然発酵させたもの = その他のビール(ランビックなど紹介はまた次回)と呼んでいます。

エール、ラガーの特徴

 エール、ラガーにはそれぞれ特有の特徴があります。

上面発酵(エール)→20度の高温度で発酵する。フルーティで複雑な味わいが特徴。エールビールを飲むのはビールを味わいたいからであり、ラガーとは目的が違う。世界のビール消費量のうち25~30%はエール。

下面発酵(ラガー→10度の低温度で発酵する。シンプルですっきりした味わいが特徴。ラガービールを飲むのは喉を潤したり、口の洗浄をするため。世界のビール消費量のうち70~75%はラガー。

味わいからもエールかラガーなのか予想することが可能です。

まとめ

 この発酵工程が異なるビールをさらに細分化したものを「スタイル」と呼びます!次回はエール(上面発酵)で造られるスタイルについてご紹介いたします。是非お楽しみに。

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